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マーフィーの法則
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「失敗する可能性のあるものは失敗する」
今から30年ほど前にブームになったマーフィーの第一法則(?)です。
法則というと理工系の人にとっては、物理的な検証に基づいた普遍的なルールのようなものを想像しますが、このマーフィーの法則はまったく科学的な検証も根拠もないものです。
日常の暮らしのなかで、あるいは仕事で、あまりいいことではないが起ってしまうことありますよね。
新しい服を着たらその日に汚してしまったとか、トイレに入っていたら来客が来たとか。
そういった出来事になにかしら法則があるという、どちらかというと悲観的・自虐的で皮肉っぽい諺ようなものです。
アーサー・ブロック著の「マーフィーの法則」にはその類の風刺だったり教訓だったりが1500文以上載っています。
それらの法則の中には思わず膝を打つように納得するものが多くあります。一種の大喜利的な要素も含んでいます。
法則の多くはネガティブな内容ですが、そこには悲壮感はなく、「そういうもんだな」とか「なんだ、みんなおなじような事を経験してるんだ」というように逆に気を楽にしてくれる効能があります。
いくつか見てみましょう。
「やりたかったことをやりはじめると、べつのことがやりたくなる」
「ほかの列のほうが早く進む」
「1分間の長さは、トイレのドアのどちら側にいるかにより異なる」
「迷信ほどあてになるものはない」
マーフィーの法則はあるあるのバイブルのようなものです。