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今年（２０２５年）７月の大相撲名古屋場所でこけら落としとなるＩＧアリーナ。

いち早く内覧会に参加してきました。

ＩＧアリーナは新しい愛知県体育館で、ネーミングライツ制度によって命名されました。

筆者は愛知「アイチ」と「アイジー」の語呂が似てるのでそれも少なからず決め手になったのではないかと想像しましたがどうでしょうか。

ＩＧグループはイギリスの金融サービス企業だそうで、インベスターズ・ゴールドの頭文字でＩＧとしていますので、「アイチ」とは全く関係ないですね。

建築家・隈研吾さんがかかわっただけあって木材を建物周囲から張り出したデザインになっているのが特徴です。

幾何学的ではあるものの幹から枝が周囲に広がるようなイメージで、ここから広く発展・発信していくものが生まれ育っていくという願いがあるように個人的に感じました。

この木材は長期的に木材の腐食があれば取り換えが可能なようになっている配慮があります。

内部の設備も充実しており、また内部から名古屋城、眼下の公園、市中心部の高層ビルが眺められる景観も素敵でした。

この新アリーナが誕生するまでは名古屋城の二の丸御殿があった場所にある旧愛知県体育館が使われていました。

１９６１年に建てられた同施設ではこれまで大相撲名古屋場所や各種スポーツ大会、コンサートなどで利用されており、筆者も学生時代にロックバンドのコンサートに行ったり、大相撲観戦した思い出深い場所です。

それでも老朽化が進み、また二の丸御殿の復元化計画があり、今のアリーナに行きついたのです。

新アリーナになってからも新しいドラマが生まれてくるのでしょう。