商品の豆知識 Trivia

品質管理方法 その5 フロー試験

流動性の指標となるフロー試験の方法について説明します。

使用する道具は、

③内径80mm、高さ80mmの円筒、

④約50cm四方の平板、

⑤メジャーなど長さを測れるもの、(下図ではフロー用ノギスを使用してます)

⑥スクレーパーです。

円筒はエアモルタル・ミルクのシリンダ法試験器として市販もされていますが、寸法が合えば材質は問いません。

弊社ではアクリル管を加工業者にカット依頼したものを使用しています。

平板は反りのない化粧板が使用できます。

 

手順1 平板の中心に円筒を置き、その中にスラリーを入れます。

    この時、底からスラリーが漏れないように手で押さえておくとよいでしょう。

手順2 スラリーが円筒の上部摺り切りになるように、スクレーパー等で均します。

手順3 円筒をゆっくり真上に引き上げます。

手順4 広がったスラリーの直径を測定しフロー値とします。

    広がりがいびつになったなら長径と短径を測定して平均値をフロー値とします。(測定値を記録)

 

以上でフロー試験は終了です。

 

フロー試験の流れ

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