商品の豆知識 Trivia

製造温度と膨張の関係

サーモコン、アドサーモは化学反応によって気泡を発生させ体積膨張します。

一般的に化学反応は温度によって進み方が変わってきます。

サーモコン、アドサーモも同様に温度によって反応の進み方が変わるため、結果として膨張の様子も変わってきます。

このことは以前にもこのブログで書きましたが、今回は実験のデータをお見せします。

 

温度別の膨張曲線

 

このグラフは、汎用サーモコンの配合で製造時の温度を10℃、15℃、20℃、25℃、30℃...60℃と変えた時の膨張の様子を示しています。

汎用サーモコンの設計膨張率は1.8です。

横軸は製造直後からの経過時間、縦軸は膨張倍率です。製造温度別に色分けしてあります。

製造温度が10℃~40℃までは膨張する速度は違うものの、最終的には1.9倍まで膨張しています。

製造温度が低くければ低いほど膨張がゆっくりになっているのが分かります。

この実験では行っていませんが、10℃以下ではより膨張が遅くなります。

一方、50℃,60℃では製造して2~数分で急激に膨張し2.1~2.2倍になっています。

この状態では現場において圧送注入時にはすでに膨張しており事後発泡になりませんし、破泡・脱泡してしまいます。この危険性は40℃も同様です。

以上のことから、サーモコン、アドサーモを製造する場合は、10~30℃の範囲で製造するようにしてください。

 

 

Contact
お問い合わせ

資料請求、資材に関するお悩みなど、まずはお気軽にお問い合わせください。

電話する

お問い合わせ